投稿者名: 飯田 寿 投稿日時: 2003年6月17日 03時43分
| 脳出血(脳内出血、クモ膜下出血)、脳梗塞(脳血栓、脳塞栓)など、
いわゆる「脳卒中」は中医学では「中風」と呼んでいます。
脳卒中の治療法は急性期、後遺症ともに鍼の治療法は存在しますが、
まずは病院に通うのが重要です。
実際の日本の鍼灸院では
脳卒中の急性期の患者を扱うことはまずありません。
脳卒中の後遺症に対して鍼治療をすることがほとんどです。
脳卒中の後遺症に対して
鍼治療を開始すれば痛みやこわばりも取れ、
リハビリを積極的にすることが出来ます。
また、体質改善を図ることにより、
再発予防にもなります。
脳卒中は糖尿病、高血圧、高脂血症、不整脈などの疾患を
合併していることが多く、鍼灸治療はこのような病態に有効です。
もちろん生活習慣もかえる必要があります。
具体的にはお酒、たばこはやめる、ストレスをためない、
食生活を改める、散歩等の軽い運動を毎日することです。
薬と鍼灸治療だけに満足して家で横になっているだけでは
治るものも治らなくなります。 |
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